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ぽんたノベル「サクリファイス」

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こんにちは!スパークリングぽんたです(^_^)

生活の変化があり、パソコンをさわる時間がほとんど取れなくなっておりますが、 (^_^;)

なんとか細々とブログは続けていきたいものです。

ぽんたノベルをひとつ。

 

……………………

 

今日は私の誕生日。

15歳になったの。

 

え?

おめでとうって

どうして?

 

……そうなの

外ではお誕生日にはそう言うのね。

 

そう、生まれたときからずっとここにいる。

お母さん?

……って何だっけ。聞いたことあるけど。

 

ここには15歳までしかいられないの。

ううん、外に行くところなんてないよ。

 

じゃあどこに行くのかって

……どこなんだろうね。

 

みんな、15歳の誕生日にいなくなるんだよ。

どこに行ったのかわかんない。

 

私もきっと明日までにはいなくなる。

 

今日は話せてうれしかった。

私のこと覚えててね。

 

 

僕は取材を終え、清潔な白い箱のような建物を出た。

 

彼女は、「ブタ」だ。

 

もちろんふつうのブタではなく、

受精卵のときに人間の細胞を植えつけられて生まれた、

「ニンゲンブタ」。

 

その技術が初めて成功したのは2017年。

 

それからそう長くない年月の間に、技術はめざましい進歩を遂げ、

「ニンゲンブタ」は、外見も中身もどんどん人間に近くなった。

 

どれだけ人間に近づいても、

15歳になると、当初の目的のとおり、その臓器を「人間」の医療に使われ、短い一生を終えるというわけだ。

 

僕は門を出る前に建物を振り返った。

無機質な白さが青空に映えていた。

 

……………

 

ぽんたです。最近で最も衝撃的だったニュース。

 

IPS細胞の技術によって、「人間の細胞を植え付けられたブタの胎児ができた」という記事です。

 

思わず、ジブリアニメ「紅の豚」が頭に浮かびましたが、

これはアニメではなく現実……。

 

私たち、どこにたどり着くのか、ちゃんと考えて歩いているかな?

 

www.tokyo-np.co.jp

 

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(^-^)黄昏のアイランドホッパーの世界の旅(^-^)

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