ぽんたノベル「台風の夜」

f:id:sparklingponta:20160801001933j:plain

こんにちは!スパークリングぽんたです(^_^)

ぽんたノベルです。

 

 

私はこの社員寮ではかなりの古株だ。

 

この寮ができてから何年か後、最初の改修工事の頃にやって来た。 

以来、ずっとここで暮らしている。

 

社員寮には、食事を作ってくれる(要予約だ)寮母さんはいるが、

それぞれがそれぞれの役目を果たしながら生活している。

 

いつも食堂に陣取っているエラの張ったヤツは、さっきから台風の話ばかりしている。まぁ、それも彼の役目だからな。

 

…台風。

つまり、まさに私の出番だ。

 

私ほどの大御所になると、ふだんは特に何もしない。ただじっと、みんなを見守っている。

そして、ここぞ、というときに力を発揮して、寮を守るのが役回りだ。

 

私は出番に備えて身構えた。

 

………………

 

「進路がそれてよかった~。この家ホントに風で飛ばされそうだもんね~」

 

「…いいけど、早く雨戸開けたら?家の中真っ暗じゃん」

 

「最初の改修工事のときにつけた、古い雨戸だからさぁ、枚数も多くてタイヘンなのよ~。あなた、開けて行ってよ~」

 

「あ、バスが来る!いてきま!」

 

「んも~」

 

 

…年に数回、台風のときだけ活躍する、古い「雨戸おじさん」(?)のお話でした。(^_^)

 最近息子たちは在宅率低くて、帰って寝るだけ、ホントに社員寮みたいになってます~。(^_^;)

 

f:id:sparklingponta:20160730093032j:plain

(^-^)黄昏のアイランドホッパーの世界の旅(^-^)

もんのすご~く美しいモルディブ

モルディブ オルベリ島(アジア) - オーダーメイド旅行『めいどの手みやげ』