ぽんたノベル「英国紅茶時間」

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こんにちは!スパークリングぽんたです(^_^)

ぽんたノベルです。

 

 

アンティークのテーブルにつき、

私は、待ちに待った瞬間が訪れるのを、期待にはち切れそうな思いで待っていました。

 

 

 私はパート勤めをしているアラフォー主婦です。ずっと、イギリスに憧れていました。

 

子どもの頃に読んでいた、少女マンガや小説の、

焼きたてのアップルパイと紅茶の香り、バラの花がぴったりの、

イギリスという別世界。

西陽の射す四畳半の和室で、うっとりしながら読んだものでした。

 

イギリスへの憧れは、大人になっても続き、

飲み物も、コーヒーより紅茶。

やっぱりイギリスと言えば紅茶の国ですからね!

 

自宅でのティータイムも、イギリス人になった気持ちでリーフを選び、フンパツして買ったティーセットで。

 

肌着姿でゴロゴロする夫をムリヤリ英国紳士に見立て、ストレートの香り高い紅茶を、美しいティーカップに注いで勧めるのでした。

 

夫は出世とは縁遠い人で、イギリス旅行などという夢はとっくにあきらめて過ごす毎日。

 

でも!

こんな私に、チャンスが訪れたのです!

 

なんと、マンションのお隣に、国際結婚のご夫婦が、越して来られたのです。

ご主人は、そう、イギリス人のかた!!

 

私はがぜん社交的になり、日本人の奥さまとすぐに仲良くなり、

 

とうとう!

お茶に招かれたのです!!!

 

そしてついに、その日がやって来ました。

 

本場のお茶って、どんなかしら??

まずは優雅に香りを楽しむのよね、きっと。

 

ドキドキしながら待っていると、背の高い金髪碧眼のステキなご主人が、ティーカップを…

 

…マグカップが3つ。

え?

マグカップ??

 

…さらに、え?

ティーバッグが出てきた?

…うっわ!まじですか?!

 

ご主人、マグカップに投入したティーバッグに、熱湯をカップ半分ほど注ぐと、

冷蔵庫から出してきた牛乳をドバドバ入れ、お砂糖をドバドバ入れ、ティースプーンでぐるぐると勢いよくかき混ぜ始めました。

 

その後、持ち上げたティーバッグをスプーンの背中でギュウギュウとしぼり、取り出して、終了。

ひとくち飲んで、「オイシイデ~ス!」とにっこり。

 

え?え?今のはいったいナニゴト???

あっけに取られ、固まったままの私に奥さまは、

 

私も最初はびっくりしたんですけど、

これが現在のイギリス人の、スタンダードな紅茶の飲み方なんですよ。

 

と、上品にニッコリされました。

 

END

 ……………………

 

ぽんたです。

…それだけでも驚きなのに、さらに今回、「スプレー式の紅茶」が発売されたそうですよ!

「ティーバッグを取り出す必要がなくて便利」なんだそうです。

…どんだけぇ~!(^_^;)

 

jp.reuters.com

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(^-^)相棒の世界の旅はやっぱりイギリスを(^-^)

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